同友会

同友会会長  あいさつ

 平成30年度より、山田陽一前会長の後を受け、第6代目和歌山県立医科大学内科学第三講座同友会会長を拝命されました南方良章です。内科学第三講座は、昭和46年に初代野本拓教授が開講され、湯川進教授、一ノ瀬正和教授を経て、現在第4代目の山本信之教授が運営されておられます。この間、肝臓、消化器、腎臓、脂質代謝、呼吸器、膠原病と多彩な分野の専門医師を輩出し、現在では呼吸器疾患を主体として発展を続けています。
 現在の医局の発展は、長年にわたる諸先生方の存在と各時代に応じた苦労と英知の上に成り立っているもので、これまでの誰一人として欠けていたならば今とは異なった状況になっていると思われます。まさに、内科学第三講座同友会の歴史が現在を構築しているといえます。
 わが国の内科学は、歴史的に総合診療を重視する時代から、臓器別診療を優先する時代となり、近年では再び総合診療を求める時代に移行しつつもあります。最近では、呼吸器内科の専門性は持ちながら、総合診療を希望する若い医局員も増加してきております。同友会には様々な分野の専門の先輩諸先生方がおられ、若い医局員にとっても多分野の力を身につけることも可能で、しかも呼吸器の専門性もあわせもつことができます。このように、本同友会は、まさに時代の流れに即した集団であり、若い医師にとっても極めて素晴らしい環境であるといえます。
 本同友会を、先輩の先生方と若い先生方との「ゆうわ」の会としてますます発展させられるよう、微力ながら努めてまいりたいと思います。諸先生方のご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。


平成30年7月5日
和歌山県立医科大学内科学第三講座同友会
会長 南方 良章


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