研修医の方へ

女性医師からのメッセージ

 村上恵理子(平成26年和歌山県立医科大学卒業)

 当科は現在女性の医局員はそう多くありませんが、学会などに参加すると第一線で活躍されている女性医師の方々が多くいらっしゃる分野であると感じます。私自身、仕事において女性であるという理由でハンディキャップを感じたことはありません。手技に関しても、気管支鏡は消化器内視鏡と比較して手の小さい女性でも扱いやすいのでカメラに興味がある方にもおすすめできます。また、女性医師が入局先や専門科を決定する上でどうしても気になるのが仕事と育児の両立ができるかどうか、という点だと思いますが、当科は男性医師もほとんどが家庭を持っており子供の行事などを大切にされる先生が多いので、理解が得やすい環境であると思います。女性医師の皆さん、当科で仕事もプライベートも充実した生活を送りませんか。お待ちしています。

新医局員から

 奥田有香

 はじめまして。この度平成29年度より呼吸器内科腫瘍内科に入局しました奥田有香と申します。現在は病棟患者さんの主治医として診療に携わっています。今回私がこの科に入局した理由についてお話させていただこうと思います。
私は学生の頃から何科になりたいという強い思いはなく、研修医で様々な科をローテートしてもなかなか進む科を選べずにいました。その中で私は緩和医療に興味をもつようになりました。そのきっかけの一つになったのはある末期癌患者さんからの一言でした。その方はとても前向きで明るく入院生活を送っており、尋ねると『病気になっても病人になるな』という気持ちをもっとうにしていると教えてくれました。医師からの『肺に何か影があります』という言葉から始まり、検査・癌の告知、治療、再発・転移という経過をたどる中で、その時々で患者さんは抗癌剤の副作用や癌による疼痛、予後への不安などを感じます。私は、たとえ病気が治らなくても病人にはしたくないと思うようになり、癌の標準的治療を学び、抗癌剤の副作用対策や疼痛コントロールをしながら少しでも患者さんの苦痛を減らすお手伝いをしたいと思い、この科に入局しました。
また呼吸器疾患は心疾患、感染症、アレルギー・膠原病などとオーバーラップすることが多く、ジェネラリストとしても多くの知識を身につけることができます。
山本先生をはじめ医局員の先生方は最先端の研究もしながら日常診療も行っておりますが、忙しい中で私たち若手医師の指導も熱心にしてくださいます。チーム制での病棟診療、当直でのバックアップ体制も整っており、毎日多くの経験と勉強をつむことができています。

呼吸器、腫瘍や総合内科に少しでも興味がある方はぜひ見学にきてください。

研修医の声

 堂前 有紀(研修医1年目)

 私は研修医1年目の4月から6月の3ヶ月間、呼吸器内科・腫瘍内科で研修させて頂いています。研修医1年目で初めてのことばかりで、至らぬ点も多い中、指導医の先生方には教育熱心にご指導して頂き、学び多き毎日を過ごしています。
 当科では、呼吸器疾患を主に診療しており、肺癌や喘息、結核、非結核性抗酸菌症、膠原病肺、間質性肺炎等、大変多くの症例を経験することができます。また症例数が多いので、呼吸器疾患以外の疾患についても勉強できる機会が多く、更に治験などの最新医療にも関わることができます。そして、1日2回のチーム別回診があり、患者さんと向き合う時間が多く、患者さんとの信頼関係の築き方を学ぶこともできます。技術面では、静脈路確保、動脈血採取、胸腔穿刺、気管支鏡検査等、様々な手技をする機会があり、研修医として身に付けたい手技を数多く経験でき、大変勉強になっています。

是非、これから研修される先生方にも、一度は回ってほしい診療科です。

 

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