感染症部門

当院の感染制御部の特筆すべき点は、4職種で行っている血液培養陽性カンファレンスです。これは2015年7月より、毎日14時に感染制御部医師、薬剤師、臨床検査技師、看護師が感染制御部に集まり、必要と考えられる症例には助言を行っております。2016年度は、血液培養陽性検体544件に対し、200事例の助言を行いました(表)。このように4職種が毎日集まり、血液培養陽性カンファレンスを行っている国公立大学附属病院はまだまだ少ないです。 また、感染症診療・治療に対するコンサルテーションも行っており、2013年度は20件であったのが、2014年度は56件、2015度は104件、2016年度は102件と年々増加してきています。

内訳 助言例数
感受性結果より狭域薬剤への変更を提案 47
広域抗菌薬の投与を提案 8
抗MRSA薬投与を提案 44
抗菌薬耐性の可能性を考え変更を提案 5
注射用抗菌薬への変更を提案 3
増量を提案 19
抗真菌薬投与を提案 7
カンジダ血症に対し、眼科受診を提案 13
カルバペネム系抗菌薬の中止を提案 1
抗菌薬の中止を提案 1
抗MRSA薬の投与中止を提案 2
髄液移行のよい薬剤への変更を提案 1
併用を単剤に変更を提案 1
治療期間についての提案 3
その他 45

表. 2016年度血液培養陽性カンファレンス結果

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